【ワーママ転職】サービス業→未経験で在宅勤務へ【体験談】

え、仕事と育児の両立って、こんなに大変なの?

仕事も育児も諦めたくない、なんてわがままなのかな…

3人目の育休明け、毎日こんなことを思いながら出勤していました

  1. 仕事復帰したけど、育児との両立が想像以上にしんどい
  2. 子どもとの時間を今より大切にできる働き方に変えたい
  3. スキルなしのワーママでも転職できる?

新卒から10年サービス業に勤め(そのうち半分は産育休)、接客以外なんのスキルも経験もなかった私が

在宅勤務可の未経験職種に時短正社員で転職した話

物覚えも要領も悪いぽんこつワーママでも、

大手からスタートアップに転職なんてばかだって言われても、

転職してよかったこと、こんなにあったよー!って、伝えたい

同じように今泣きたいほど悩んでいるワーママへ向けて

僅かでも希望の光となることを願って。

目次

ワーママ転職を考えたきっかけ

前職では産育休を1人目・2人目のときに3年半、3人目のときに半年とりました

新卒から約10年勤めた大手のサービス業

憧れの業界で、同僚にも恵まれ、子どもが産まれるまでは大きな不満もなく仕事は好きな方だった

立ち仕事ではあったけど、復職後のシフトは土日休みに固定してもらって、時短制度も活用

同じ部署に先輩ママも多く、急な休みもフォローし合える環境があり、比較的働きやすい職場だったと思います

が、効率的に複数の物事をこなすことがめちゃくちゃ苦手なぽんこつワーママだった私には

3人の子どもを育てながら家庭のことをまわし、体力仕事を続けるのは想像以上にしんどかった…

(夫は教員で、平日の帰りは遅いし土日も部活動でほとんどいない)

  • 週5フル出社 & 立ち仕事で常に瀕死
  • 平日の家事がまわらないストレス、土日も家事だけで1日が秒で終了
  • 子どもたちの相手も満足にできない

一度目の復職後と、二度目の復職後で2度の異動があったこともしんどい理由でした

もともと物覚えも要領もいい方ではなく、結婚前は仕事のあとに自分で勉強時間を設けて

やっと同期とおなじスタートライン…という具合

それが、復職後は新しい部署で覚えることは多いのに時短勤務ではやく帰らねばならず

退勤後も自分の時間は皆無、その上マミーブレインも重なり…

完全にキャパオーバーで、特に3人目の復職直後は毎日メンタルが不安定でキッチンでよく泣いてました

だれかが言っていた

ワーママは究極の選択を迫られる
仕事をあきらめるか、家事をあきらめるか、育児放棄するか

あの頃のわたしは、ほんとうは、仕事も家事も育児もあきらめたくなかった

わがままだと分かっていたけど、どれも欲しかった

だけど不器用で効率的なことが苦手な私には、とてもすべてを笑顔でこなすことはできませんでした

「育児をあきらめたくない、だから仕事をあきらめる」

泣きながら夫に伝えました

(家事はとっくにあきらめていた)

仕事をやめる、から転職へ

仕事をやめると決めたらなんだか吹っ切れて

どうせやめるなら最後に転職活動でも経験しとくか〜

くらいのゆるい気持ちで転職活動をはじめることに

とりあえず 『ワーママ 転職サイト』 で検索して

大手からママ特化のところまで10サイト以上に登録しました

動きはじめても、スキルなし・やりたいこと迷子・バリキャリを目指したいわけではないゆるワーママ

右も左もなんなら目指したい方向も、自分の立っている立ち位置すらわからない状態

まずはエージェントやキャリア支援の面談をいくつか受けてみることに

この面談が、ほんとうによかった

自分のモヤモヤを言葉にするうちに

やっぱり仕事もあきらめたくない…!

という気持ちがすこしずつ大きくなっていって、

転職活動を本腰入れてはじめたのは復職から3 ヶ月後、内定をもらったのはその3ヶ月後でした

4月  復職

6月  転職サイトへ登録しはじめる

8月  本腰入れて転職活動開始

11月 内定

1月  転職

在宅勤務可の未経験職種へ転職

結果的には時短正社員のまま、在宅勤務可の未経験職種へ転職しました

書類落ち・面接落ちもたくさんあったけど、今の会社に内定をもらえた理由は

  • 創業まもないスタートアップ企業で働き方に関して柔軟だったこと
  • 創業メンバーにパパ・ママがいてワーママに理解がある会社だったこと
  • 最初のカジュアル面談〜代表面接まで「楽しい(合う)」と思えた(思われた)こと

が大きかったと思います

Apple共同創業者スティーブ・ウォズニアック氏はあるイベントで

「スタートアップ企業にとって最も重要なスキルとは何か?」という問いにこう答えています

「適切なスキルセットを持った人材を採用しよう」

違います

性格が合うと生産性が上がる

とにかくいつも一緒にいたいと思えるような人たちと働くべきです

Apple共同創業者 スティーブ・ウォズニアック

そしてこれはスタートアップ企業に限らず、さらには面接を受ける側にも言えます

同じように、自分自身が企業を選ぶことができる、ということです

なんか面白そう

なんか楽しそう

面接のときの直感って、大体当たると思っていて

それは誰かの適当な意見なんかより、ずっと信用に値するものだと思うのです

適当なことを言ってくる誰かさんは、絶対にわたしの人生を代わりに生きてはくれません

「誰か」の意見を主語にしてなにかを選択することは

言い訳や責任転嫁を自分に許してしまう

そうなったら、ずっと、「誰かのせい」にして人生を生きなくてはならない

それは

自分を主語にしてすべての責任を自分で取ることより、ずっとしんどいことだとわたしは思っています

転職してわかったことは意外なことだった

あきらめなければ合う会社がきっと見つかるはず

なんて綺麗事は思っていないし、だれかを励ますために言うつもりもありません

ワーママ転職の現実は、厳しい。

でもだからこそ、思い詰めず、焦らず、転職できたらラッキー!くらいの

ゆる〜い気持ちで取り組むのがわたしにはちょうどよかったなと思います

転職して一番よかったことは

在宅できるようになったとか新しいことに挑戦できたとか、そんなことではなく

世の中には自分の知らない、でも自分が選び取ることができる選択肢が山ほどある

と思えたことでした

これは

3人の子どもがいて転職なんかできるわけがない

接客しかやってこなかった何のスキルもない人間を中途採用してくれる会社なんてない

しかも時短正社員で雇ってくれるところなんか絶対にない

と思い込んでいたわたしにとって、世紀の大発見でした

具体的な転職活動については、また別の記事で。

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