ワーママのタスク量、多すぎ…
え、これみんな普通にこなしてんの???
仕事のToDo、〆切、子供の園行事、予防接種、家のこと、家族の予定、自分の予定、買うものリストetc.
もともと忘れっぽく、タスク管理も時間管理も苦手だったわたしは
3人目の復職後、完全にキャパオーバーに…
そんなときに出会ったのがバレットジャーナルでした
この記事では
- とにかく忘れっぽい
- 一日中、時間がないと感じている
- ワーママのタスク管理どうしたらいい?
という方へ向けて、バレットジャーナルというノート術を紹介します
必要なのは適当なノートとペンだけ
かわいい色ペンとかシールとかなくてOK
バレットジャーナルをはじめて3年
手帳なんて続いたことがなかった私が今、毎日このノートを開いているのは
これがないと困るから、生活をまわせないからです
バレットジャーナルって?
バレットジャーナルは、箇条書きを使って自分の行動や思考を管理するノート術
「・(バレット)」を先頭に書いて情報管理することが名前の由来
どこにでもある普通のノート1冊とペン1本で手軽に始められます
アメリカ人のデジタル製品デザイナー、ライダー・キャロル氏が考案した手帳術で
ライダー氏には学習障害があり、集中力が続かないという悩みから、このバレットジャーナルが生まれました
日本では2017年に出版された
バレットジャーナル 人生を変えるノート術 [ ライダー・キャロル ]価格:1760円 (2024/10/6 13:18時点) |
で脚光を浴びるように
私が出会ったのもこの本でした
バレットジャーナルでは、「ラピッドロギング(迅速な記録法)」と呼ばれる記述方法を使いますが
これはつまり、中点(・)を使った箇条書きのこと
英語で中点(・)をあらわすBullet(バレット)を使い
月の予定(マンスリーログ)
週の予定(ウィークリーログ)
日の予定(デイリーログ)
などを箇条書きに記録することで思考の整理ができ、各タスクの進捗状況の管理もできるので計画的に行動できるようになります
この箇条書きを使うことで素早い記述を可能にしていることや、1冊のノートですべて管理できることが特徴となっています
予定やタスクだけでなく、思考・情報・習慣・目標など、なんでも自由に書いてOK
基本の書き方をマスターしたら、あとは自分流にアレンジすることができます
わたしは家計簿や育児日記、読書記録なんかもすべて一冊にまとめています
バレットジャーナルのはじめ方
ノートとペンを用意する
わたしはKOKUYO測量野帳シリーズの「旅する野帳」を使っています
【KOKUYO/コクヨ】野帳<旅する野帳>(5mmドット方眼)JB-TYFN10ノート/手帳/メモ/メモ帳/ダイアリー/バレットジャーナル価格:440円 (2024/10/9 14:32時点) 感想(0件) |
ほぼA6サイズと小さいのでゆったりたっぷり書きたいひと向けではないのですが
- 小さくて軽いのでどこへでも持ち歩ける
- ハードカバーなので立ったままでもサッと書ける
- かわいい
という点で旅する野帳を激推ししています
ペンはJuiceの0.3
なめらかで書きやすい、ノック式なので使いやすい
0.4を使っていましたがカレンダーの予定がやはり細い方が書きやすいので、最近は0.3を愛用中です
ページ番号を振る
バレットジャーナルでは何がどこに書いてあるのか一目で分かるようにするためのインデックス(目次)をつくるので、まずノートにページ番号を振ります
全ページはめんどうなので、わたしは奇数ページのみ振っています
それすらも一気に書いていると途中で気力が尽きるので、半分くらい振っておいて、ページがそこまできたらまた半分振る…といったテキトー具合
記号(Key)を設定する
箇条書きの先頭にくる記号を決めます
私はほとんど公式と同じ記号を使っていますが、付け加えたものもあります
基本となる4つのコンテンツ
インデックス(目次)
どこに何が書いてあるか、一目で分かるようにインデックスをつくります
書き足していくものなので、わたしは4ページ分をインデックス用に空けています
フューチャーログ(先の予定)
いわゆる年間カレンダー
翌月以降、半年〜1年程度先の予定を書いておきます
ここで書いたものは、マンスリーログを作成するときにその月へ書き写します
マンスリーログ(月の予定)
いわゆる月間カレンダー
フューチャーログから書き写した、その月の分の予定を書きます
本家では見開きの左に縦軸でカレンダーと予定、右にその月のタスクを書きますが
わたしはカレンダーのほうが見やすいので少しアレンジしています
デイリーログ(日の予定)
その日の予定やタスクなどを書き込みます
Keyを活用して、予定やタスクだけでなく、メモや情報、アイディアなども箇条書きで記録します
ワーママにこそバレットジャーナルがおすすめの理由
マルチタスクすべてが一冊で管理できる
とにかくこれさえあれば大丈夫という安心感がすごい
仕事のタスク、家族の予定、自分のやりたいこと、すべて一冊で管理できるのであっちこっち確認しなくていいのは結果的に時短にもなっています
忘れる がなくなる
あの案件の進捗どうなってたっけ
子どもの新しいノート買わなきゃ
家族の予定、自分の予定…今日やることなんだっけ、今週のタスクは?
また今日もこれ忘れてた…が減ると、無駄に自己肯定感が削がれることも減ります
本当に大切なことに時間が割けるようになる
バレットジャーナルを始める前は、やるべきことが次から次へと頭に浮かんでは、容量オーバーでこぼれ落ちていく感覚でした
常になにかに追われている気がして焦る割には、今日もなにもできなかった…と思う日々
バレットジャーナルは、同じ毎日でも、ちゃんと日々をこなしている、前に進んでいるということを教えてくれます
そして気がつきます
一日にできることはせいぜい、1つか2つくらいだなと
夜眠るとき、何ができていれば充実感をもてるのか?優先順位を考えるようになります
最低限の今日やるべきことが把握できるようになると今後は
15分でも30分でも、「やりたいこと」に時間を割こうと思うようになります
目が回るほど忙しいワーママだからこそ、ぜひ試してほしいノート術です
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